2020年9月からAmazonプライム・ビデオで配信されている、三谷幸喜脚本・演出ドラマ「誰かが、見ている」観ました。
いやー良かった。
お客さんを入れてほぼノーカットの一発撮り。そのため劇場で観劇しているような感覚になります。お客さんの笑い声が入っていたり、出演者の服装や家具の彩りもカラフルでアメリカンコメディな雰囲気です。
2002年に放送されたドラマ「HR(エイチアール)」に近い感じです。(伝わりますかね…?)
最初はキャラクターやストーリーの説明がメインだったり、観ている側が雰囲気に慣れる必要があるかなと思います。面白くなってくるのは3話目以降です。なので、観る時は2時間くらい時間をとって、3~4話一気に観してほしいです。
でも、良かった。面白かったですね。漫才やコントとは違う。劇、コメディとしての面白さが詰まっていたと思います。(なので、苦手だったり、楽しめない人がいるのは理解出来ます)
ストーリーも三谷幸喜節が炸裂していました。
個性的な登場人物、話が進むごとに登場人物が出会い交差するストーリー、話をかき混ぜる観てる側を本気でイライラさせる人物、大円満なラスト。いや~良い。三谷幸喜さんの得意技ですよね。
出演者のみなさんどなたも素晴らしいんですが、特に良かったのがコメディ百戦錬磨の香取慎吾、佐藤二朗のお二人。この二人は生の一発撮りでの笑いに対する瞬発力が違うなと思いました。
香取さんは長年三谷幸喜ファミリーとして三谷幸喜さんの色んな映画やドラマに出ていますが、生意気ながらその理由がわかった気がしました。
三谷さんは、香取さんがこうしたら面白いっていう事がわかっていて、香取さんは三谷さんの狙いにきっちり応えられるんでしょうね。
冒頭にも書きましたが、1話目はまだそんなに面白くないというか、入り込めないです。まずは3話まで観てください。
それじゃまた