ルームメイト山本の日々

みなさんのルームメイト、山本が日々を綴るブログ。お笑い好きのアラサー。 仕事は人材系。エンタメ、資産運用、キャリアに興味強め。結婚は半ば諦め、独り身の老後を豊かに過ごすために日々精進。

【映画28作目(2020年公開)】「クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」の感想

例年、クレヨンしんちゃんの映画は春公開だったのですが、コロナの影響で延期になっていました。それがついに9月11日に公開。ブログで過去作品の感想を書いている人間として、劇場に行く以外に選択肢はありませんでした。

ええ、30超えた良い大人が劇場行きましたよ。一人で。

子ども連れがメインで、一部カップルがいたかなという感じで、僕が観測した範囲では、一人で見に来ているのは己のみでした。映画館が暗くなることに、今回ほど感謝したことはありません。

 

映画の話に戻ります。

今回の映画、傑作でした。大人も楽しめるというよりむしろ、大人の方が楽しめる深い作品です。

クレヨンしんちゃん生誕30周年記念作品ということで、製作陣も気合が入っていたのではないかと思います。

 

今作は原作コミックスが原案

まず、今作「クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」のあらすじから。

ラクガキングダムという、子どもたちの落書きをエネルギーとして存在する王国があります。しかし、最近子どもたちが落書きしなくなっており、キングダムは崩壊の危機にありました。そこで子どもたちに強制的に落書きさせるべく、キングダムは春日部を侵略に乗り出します。

侵略反対派の宮廷画家が春日部に降り立ち、書いたものが実体化する「ミラクルクレヨン」を使える選ばれ死子どもを探します。そこでミラクルクレヨンを使えたのが、しんちゃんでした。

ミラクルクレヨンを手に、しんちゃんたちが侵略を阻止すべく立ち向かいます。

 

クレヨンしんちゃんらしいストーリーですよね。

実は、今作は原作コミックスを原案としています。これは第3作目「雲國斎の野望」以来25年ぶりの事。意外や意外ですね。

原案はコミックス23巻に収録されている「ミラクル・マーカーしんのすけ」。画家や、落書きのナナコお姉さんは原案にも出ているキャラクターです。原案はたった6P。そこからこれだけのストーリーに広げられるなんて、監督、脚本家の素晴らしい力を感じます。

 

 魅力的な仲間たち

久々の映画登場となる「ぶりぶりざえもん」や、しんちゃんが落書きで生み出し、冒険を共にする「ニセななこ」「ブリーフ」など、魅力的なキャラクターが数多く登場します。

今作の登場人物は総勢50人以上で、これは歴代映画史上最多となるそうです。登場人物が多いと一人一人を描く時間が少なくなって薄味になりがちですが、この映画では十分魅力的に描かれています。

しんちゃん家族や春日部防衛隊のみんなとしんちゃんを別行動させることで、映画オリジナルキャラクターを描く時間をしっかりとったのだと思います。

 

今っぽい、社会派なストーリー

対立構造を単純な正義と悪に分けない。それぞれに事情があり、正義がある。最近はそんなストーリーが多い気がしています。この映画も敵側が描かれており、話の深みが増しています。クレしんメインターゲットの子ども世代にはわかりやすい善悪があった方が楽しみやすい気がしますが…。

あと、これは実際観てほしいので詳しい言及は避けますが、大衆心理と言うんでしょうか。これまでしんちゃんは幾度となく春日部や日本を救ってきましたが、助けられた一般市民をこんな風に描いたのは初めてなんじゃないでしょうか。ここも子ども世代にはピンと来ないんじゃないかな。大人に刺さるストーリーだと思います。

 

りんごちゃんが良い味出してる

クレヨンしんちゃんは芸人のゲスト声優は本人役として出てギャグワンポイントになることが多いですが、敵側のキャラクター「リンゴちゃん」「イチゴちゃん」「メロンちゃん」として出演しています。かわいらしい見た目に反して野太い声を出すなど、作品の空気作りに一役買っています。

あと、お姫様役できゃりーぱみゅぱみゅさんが出演しています。良い意味で馴染み過ぎてスタッフロールまで気付きませんでした。

 

まとめ

今作はギャグ要素は少なめです。これは僕個人の感性がどうというのではなく、劇場で他のお客さんのリアクションも観た上での感想です。

でもすごくストーリーはしっかりしていて個人的にはクレしん歴代映画トップ10に入るくらいです。ちょっと泣いちゃったしね。そうなるとわかっていても、丁寧にふって、しっかり描かれたら泣いちゃうのよ。

 

それじゃまた

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