どうもコミュ障人材業界サラリーマンの山本です。
営業って奥深いですよね。同じ会社、同じ商材でも人によって成績が全然違ったりします。
転職という観点で置いても、営業は求人が一番多くありますし、最も年収アップでの転職が見込める職種の一つだと思います。
とはいえ年収アップさせるためには、成績を上げている必要があります。
営業として成績を出すために一読の価値ありの本がこちらです。
お金と心を動かす会話術
こんなことできたら最高やなってタイトルですね!
著者の浅川智仁さんは、現在「ライフデザインパートナーズ株式会社」で代表取締役を務め、営業コンサルタントとして活躍されている方です。
過去には電話営業だけで3億円売り上げたというトンデモな実績を持ちます。
著者自身がスーパーセールスマンだけあって、モチベーションを高めてくれる文章です。仕事前にちょっと読むだけでも、半沢直樹観た翌日月曜日くらいのメンタルで仕事に挑めると思います。
同著ではテレアポの手法からアポイントでの自己紹介、商材の提案からクロージングまでと一連の流れについて、心を動かして成約させるためのノウハウが紹介されています。
ノウハウ的には、法人向けというよりは個人向けの営業に、より効果がある内容が中心になっています。
私自身は人材系の会社に勤めているので、モノを売っているわけではないですが、個人に対して「転職先としての会社」を売り込んでいるので、その点で仕事に生かせるなと思いました。
「この人はこの会社に転職したほうが良い!」。私がそう思っても、転職する本人自身が迷ってしまい、結局内定辞退するケースをいくつも経験しています。この本に書いてあるやり方を実践出来ていれば、結果は違ったのかなとも思います。
書いてあることはどれも納得感のあるものばかりで、自分でも出来るようになりたいと思うものが多かったです。
ただ、ロールプレイの会話例が載っているんですが、個人的には「うわ~、歯の浮くような営業トークだな~」って思っちゃうものもありました。
実際の会話だったらそこまで気にならないんでしょうし、そのトークが出来る人は間違いなく売れる営業だと思います。これは私の感性が営業に向いていないのか、慣れの問題なのか、まだわかりませんが…。
読むだけでは力にならないので、少しずつ試していくことが大事かなと思います。
これは営業向けの本でしたが、仕事はどの職種でも、基本営業的な要素は必要になってきます。
どんな仕事であろうと、お金と心(人)を動かすことには変わりないですからね。ということで、営業じゃない方でも、一度読んでみてはいかがでしょうか。
それじゃまた