石原さとみさん主演ドラマ「アンナチュラル」が2020年8月からアマゾンプライムで観られるようになったので、早速全10話観てみました。
いやー良い。
ブログでとりあげるのは基本的に良かったものだけなので、毎回開口一番「良い」になっちゃうんですが、良いです。
1話目を見逃しちゃったので、当時はリアタイ出来なかったんですが、いつか観たいと思ってました。
だってまず、脚本が野木亜紀子さんですから。
野木さんはアンナチュラルの他にも「重版出来!」「逃げるは恥だが役に立つ」「MIU404」を手掛ける売れっ子スーパー面白脚本家です。
個人的には「コンフィデンスマンJP」等の古沢良太さんと共に、その人の脚本ってだけで観たくなる脚本家の一人です。
ストーリーとしては、法医解剖医の三澄ミコト(石原さとみ)が、不自然な死を遂げた遺体を解剖してその死の裏にある真実や事件を解明するというもの。
謎を解明していく中にそれぞれの人間ドラマがあって、もう観ながら何度も泣いちゃいましたよ…。一人で良かった。
主要な登場人物はどなたも魅力的だし、さすが野木さんと言うしかない。
で、このドラマを取り上げるにあたって外せないのが主題歌、米津玄師さんの「Lemon」について。Lemonは最近、YouTubeのMVが6億回再生を突破してニュースになっていました。
このドラマのために書き下ろされた楽曲らしいので、アンナチュラルがなければLemonもなかったわけです。その功績だけでも素晴らしい。
Lemon、曲としてもめちゃくちゃ良いのはもちろんのこと、書下ろしだけあってドラマにとても合ってるんです。
大きな誇張をせず変な講釈を垂れるわけでもない、ただただ「大切な人が居なくなって悲しい」という歌詞のシンプルさが、主人公三澄ミコトの仕事に対するまっ直ぐさと重なる気がします。
また、ドラマのテーマ曲といえば、本編中に挿入されるタイミングも重要ですよね。アンナチュラルはそのタイミングも、Lemonの曲の流れも最高でした。
ピアノから始まる静かなAメロ。弦楽器も入って一気に感情的になるサビ。2番が終わった後のラストのサビ。大きく3つ持っていき所がありますからね。
僕は遊びで動画の編集やったことがあるのですが、曲を付けるタイミングや、曲のサビをどのシーンにもってくるかは重要です。編集の人もきっと楽しかったと思います。
まだ観てない方は是非。
あと言わずもがなだけど石原さとみさんが綺麗。どこ切り取っても素敵なんだけど、特に横顔のフェイスラインが綺麗でした。
それじゃまた