大学を卒業して社会人1年目を四苦八苦しながら過ごしていた頃の話です。
中学生の時は高校生になれば彼女が出来ると思っていました。
高校生の頃は大学生になれば彼女が出来ると思っていました。
大学生の頃は社会人になれば彼女が出来ると思っていました。
そして社会人になりました。
ニブい僕もさすがに気付きました。これは出来んと。
社会に出て新しい出会いはもちろんありました。
でも基本会社の人たちです。
そこでこれまでの同世代ばかりという環境が特異だったのだと気が付いたんです。
どうしよう。出会いがない・・・。
そんな時にあるアプリに出会いました。
「Tinder」です。
出会い系アプリ、マッチングアプリ、デートアプリといわれるシロモノです。
年齢、性別といった簡単なプロフィールとアイコン用の顔写真を登録するだけ。
すると同じくTinderをやっている人たちが表示されるので、その人と連絡を取り合いたいしたいと思ったら「LIKE(いいね)」するだけ。
双方がLIKEを選択するとマッチングが成立し、アプリ内でメッセージの交換が出来るようになります。
そこから仲良くなって、実際に会い、恋が生まれるわけですね。
TinderはPairs(ペアーズ)やOmiai(おみあい)といったマッチングアプリと異なり、LIKEの制限がありませんでした(当時。今は知りません)。
なのでもう、全部LIKEするくらいの勢いでマッチングを求めました。
まずは会わなきゃ始まらない。会うにはマッチングしなきゃ始まらないわけです。
男性あるあるだと思いますが、相手のプロフィールなんてちゃんと見ずにLIKEしていました。
しかし。
しかしですよ。
全くマッチングしないのです。
何がいけないのか。顔かな?
マッチングしなさすぎてマッチング欠乏症になっていく僕。
アプリに表示される女性もなんだか少なくなっていきました。
そこで僕は最終手段に出ます。
TinderはPairs等のように「異性と会う」ことだけが目的のアプリではなかったため、設定次第では男性同士、女性同士もマッチング出来たんです。
そう、僕はマッチングする相手の範囲を女性のみから男性にも広げました。
ちなみに僕はLGBTというわけではありません。
それでも会いたい。それくらい僕は寂しかったんです。
ただ範囲を男性に拡げてもやっぱりマッチングしない。
そりゃそうです。相手の男性が男とマッチングしたいと思っていないんですから。
しかしある時、僕はようやくマッチングしたのです。
ちょっと年上の・・・
男性と。
↓続き
マッチングアプリやったらネットワークビジネスに勧誘された話②~パーティーへと向かう~
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