山本です。人材業界で転職する人たちを見ていて思った事、考えた事を書いていきます。
今回は「転職する前に生活コストを見直そう」という話です。
年収を上げて転職する割合は約4割です。ほぼ変わらない割合が2割強と言われています。
ということは、年収を下げて転職する人が4割弱もいるということです。
実際には「内定まで至ったが提示年収に納得できずに転職しないケース」もあると考えられるので、内定が出ても現年収以下の提示である可能性は4割を超すのではないかと予想しています。
また、提示年収は賞与がフル支給される想定の金額であることが多いです。(※企業によります)
前職と提示年収が同額だったとしても、入社初年度から賞与が満額出ることはまれなため、実際の入社初年度の年収は提示年収よりも下がることがほとんどです。
つまり、転職の最優先事項を年収アップにしない限りは、転職で年収が下がる想定をせざるを得ないということです。
僕が知っている方で、未経験から希望職種の内定を勝ち取ったものの、「提示された年収では生活が出来ない」と泣く泣く辞退した方がいらっしゃいました。
せっかく苦労して時間をかけて希望の会社、職種に内定を貰えても、生活コストが原因で諦めちゃうのはもったいないですよね。
なので、未経験の職種や業界に挑戦するときや、転職エージェントの面談で「年収を下げたくない」と伝えて「無茶言ってんじゃねぇぞ(意訳)」と言われた時は、自分の生活コストを見直しを考えてみましょう。
見直す必要があるのはこんな人だと思います。
・貯金がない
・自分が何にどれくらいお金を使っているのか把握していない
・月の生活費>手取り月給なので、賞与で赤字を補填している
生活コストの見直しや節約方法については、別の詳しいブログや本を読んでもらうとして、僕がオススメする一番の生活費見直しポイントは家賃です。
家賃が9万以上の方は、家賃が安いところに引っ越すことで生活コストを確実に下げることが出来ます。7万円前後でも全然良い物件はあります。(都内一人暮らし想定)
ただ、引っ越し費用もバカにならないので、実際に企業にエントリーする前に、
・引越費用をためる
・家賃を下げても納得できるか物件を調べる
といった準備をしておくと良いと思います。
実際に引っ越すのは転職先が決まってからが良いでしょう。
それじゃまた
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