【本】「仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法」① - ルームメイト山本の日々
【本】「仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法」② - ルームメイト山本の日々
【本】「仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法」③ - ルームメイト山本の日々
の続きです。
第4章 仮説を検証する
仮説の検証方法として同本では以下の3つを紹介しています。
①実験による検証
②ディスカッションによる検証
③分析による検証
①の「実験による検証」は結果が見えて検証結果が非常にわかりやすいですが、これには向き不向きがあります。
セブンイレブン等の小売りやアパレル、食品といった商品が比較的低価格だったり、消費のスパンが短いものは実験による検証に向いています。
しかし商品が高価格だったり、商品開発に多くの時間や費用を要するものは実験による検証を繰り返す余裕がありません。
実験による検証が向かないものについては、「ディスカッションによる検証」が重要になります。
ディスカッションは仮説思考における基本スキル。大切なのは自分の仮説を恥ずかしがらずに誰かにぶつけることです。
その仮説が中途半端な状態だったとしても、間違っていても、フィードバックをもらうことで仮説を修正したり進化させたりできるようになるわけです。
考えるのはタダってことですね。
分析による検証について。
分析はあくまで仮説を検証するためなので、「最小限」のコストで行うことが大切です。
「まず仮説ありき、次に分析」という前提を忘れず、問題意識のない分析は決してやってはいけません。
時間の無駄になります。
次回、第5章は「仮説思考力を高める」です。
【本】「仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法」⑤ - ルームメイト山本の日々
それじゃまた