【本】「仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法」① - ルームメイト山本の日々
【本】「仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法」② - ルームメイト山本の日々
の続きです。
第3章 仮説を立てる
仮説の立て方に定石はありません。
この本では例として3つの仮説の立て方を解説しています。
1.分析結果から仮説を立てる
手元にある分析結果と自分の知識・経験を使って仮説を立てることです。
仮説を立てるためにリサーチするのではなく、あくまで手元にあるデータで仮説を立て、その検証のためにリサーチするという心構えが大切です。
2.インタビューから仮説を立てる
インタビューという言い回しが馴染みにくいですが、「聞き取り調査」「ヒアリング調査」といった関係者に話を聞く事ですね。
そしてより良い仮説構築のためのインタビューにはポイントがあります。
・インタビューの目的を定める
多くの場合は「業界・業務の理解」「問題の発見・整理」「仮説の構築・検証」が目的となります。
・深く掘り下げた質問をする
質問に答えてもらっても、そこで次の話題に移らず「なぜそうなのか」一段深く掘り下げていきます。
それを続けて相手が答えに悩み始めたら、インタビューが深くなっている証拠です。
それによって場の空気は少し悪くなるかもしれませんが、よりよい結果のために相手に踏み込んで質問することも必要というわけですね。
3.ヒラメキ
ヒラメキは意図的に作り出すことが出来ます。
その方法は「普段と違う脳の使い方をすること」。
具体的には
・反対側から見る
・両極端に降って考える
・ゼロベースで考える
といった方法になります。
上記のような手法でより良い仮説を立てられるようになります
ではそもそも「良い仮説」とは具体的にはどういったものなのでしょうか。
・掘り下げられている
1つ仮説を考えた時に「なぜ、そうなのか」とさらに掘り下げて考えることで具体的な仮説を立てることが出来ます。
・具体的なアクションに結び付く
良い仮説は具体的な解決策や戦略に結び付けることが出来ます。
次回、第4章は「仮説を検証する」です。
【本】「仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法」④ - ルームメイト山本の日々
それじゃまた