漫画「生理ちゃん」が面白かった。
タイトル通り、「生理」がテーマの短編漫画です。すでに完結しており、単行本は4巻発行されています。
漫画で買って読むことも出来るし、普通にWebでタダでも読めちゃいます。
作者は小山健さんという方で、なんと男性なんですよね。男性なのによく整理をテーマに漫画を描けたなーと思います。(経験とか知識的な意味で)
ご結婚されているようなので、奥さんに取材したんでしょうか。わかりませんが。
作者の小山さんは、決して社会的な意義とか、何か主張があったわけではなく、新しい切り口、面白くなる題材として生理に目を付けたそうです。
とはいえデリケートなテーマで、しかも男性が描くわけですから、炎上リスクはめちゃくちゃ高いはず。相当気を使って漫画を描いていたんじゃないかと想像します。
漫画は素直に面白い。
男性として生理について改まる、というのもありますが、王道設定に生理の要素を加えてあって、パロディ的な面白さがあります。元ネタの幅も広く、作者は漫画含めエンタメが大好きなんだろうな~と思いました。
この漫画は「生理」が具現化しているのがキモなんですよね。
ピンク色でたらこ唇のおしりみたいなフォルムのキャラクターが「生理」なんですが、これが雰囲気をポップにして、物語に幅を持たせていると思います。
ジョジョのスタンドのようでもあり、イマジナリーフレンドのようでもあり、物体として存在する生き物のようでもあり…。生理を具現化したのは作者の発明ですね。
他にも、ストーリーによっては童貞や性欲も具現化しています。
個人的に特におすすめの話のリンクを貼っておきます。(作者自身で行ったアンケートでも一番人気だったみたいです)
生理に気遣える良い男になりたいもんすわ。
それじゃまた