フワちゃんが2020年7月度のギャラクシー賞を受賞したみたいです。
番組じゃなくて個人でも取れるんですね。ギャラクシー賞。
ギャラクシー賞とは、「放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰する賞」らしいです。(wiki情報)
偉い人たちが「あのテレビ番組チョーよかったよね」と思ったものを表彰するわけですね。
フワちゃん…ここまで来たかと。
ちなみに、僕は未だにYouTubeでのフワちゃんは知らない人間です。
去年テレビに出始めた頃には、すげー人が出てきたなという印象でしたが、今では当たり前のように色んな番組で観ますよね。
有名な話かどうかはわかりませんが、フワちゃんは元々、ワタナベエンターテインメント所属の芸人だったんですよね。
しかしコンビの解散や、フワちゃんに問題児的なところもあったりで事務所を離れることになりフリーへ。
そこからYouTubeチャンネルを立ち上げ、今に至る。な感じだったと聞いています。
芸人は2度売れる必要があると言われています。
1度目はネタで。2度目はテレビで。それでようやく売れっ子になれるわけです。
フワちゃんは事務所をクビになり、(おそらく)ネタ作り出来るタイプでないフワちゃんに売れっ子になる事は、今までであればほぼ不可能だったはずです。
しかし今はYouTubeという個人でも発信が出来るプラットフォームがあり、そこで認知されたことでテレビに呼ばれ、そしてテレビに大ハマりしたと。夢物語ですね。
人間そんなに何個も才能なんて持ってないですよ。
芸人の世界では、ネタで売れたけどテレビに適応出来なかった人や、逆にテレビで売れる才能がありながらもライブ会場で埋もれてしまった人も大勢いるはずです。
YouTubeというプラットフォームがあったから、ネタ→テレビ以外のアプローチが可能だったからこそ、フワちゃんはここまで売れることが出来たんだと思います。
キャリアの多様性が叫ばれる昨今ですが、フワちゃんもそのひとつの成功事例となった。
優秀なプレイヤーが優秀なマネージャーになれるとは限らないし、全然活躍しない人が部署移動で一気に花開くという話もあります。
人間、得手不得手は必ずありますし、自分が輝ける場所を見つけるのは非常に重要なことです。
一方で、「置かれた場所で咲きなさい」という言葉もあったりします。これも大切な考え方だと思いますが、「家は賃貸か持ち家か」みたいな絶対的正解がない難しい問題です。
結局、どのスタンスをとるかは自分で決めて、自分で責任取るしかないわけですよ。
思ったことを書き連ねたのでこれといった結論がないのですが、強いのは「自分の輝かせ方を知っている人」ですよね。フワちゃんギャラクシー賞受賞でそう思いました。
それじゃまた