山本です。
よわい三十を超えて今更経済や経営といった世の中の勉強をしております。
今回読んだ本はこちら。
大学4年間の経営学見るだけノート
図がたくさんあって読みやすい!
結局どんなに良い事が書いてあっても読み進められなきゃ意味ないですからね。
「見るだけノート」シリーズの経営学編です。
一問一答みたいな感じで1つの事柄について2P図解付きで解説されています。
既になんとなく知っている事柄も多いですが、「何となく」から「ちゃんとわかる」にもっていくのに適しているかなと思いました。
広く浅く、会社の経営について学べるので、株式投資の銘柄選びにも役に立ちそうです。
各章のタイトルはこんな感じ。
経営学のギモン
企業のギモン
経営戦略のギモン
マーケティングのギモン
ビジネスモデルのギモン
生産管理のギモン
組織のギモン
金融・ファイナンスのギモン
経営や金融って聞くと固くて小難しいイメージですが、マーケティングだとなんかキラキラした雰囲気になりますよね。実際はそんなことないんですが、これもマーケティングの力でしょうか。
読んで一番新鮮だったのが「子会社と関連会社の違い」について。
A社がB社の株を50%以上保有していたら、「B社はA社の子会社」に。
A社がB社の株を20%以上50%以下(未満?)保有していたら、「B社はA社の関連会社」になるそうです。
へ~。株の保有比率で支配力が変わるのはなんとなく知っていましたが、関係性の表し方も変わるんですね。
関連子会社って、関係性がフラットなイメージがありましたが、明確な主従関係があるんですね。
ちなみに、100%株式を保有していると「完全子会社」と言えるそうです。
そういえば今ゴリゴリに放送されてる半沢直樹2の第1部も「株買って子会社にしたれ!」「逆にこっちが株買ったれ!」「死んでも嫌だね!」みたいな話でしたね。
東京セントラル証券は東京中央銀行の子会社なので、東京中央銀行が東京セントラル証券の株式を50%以上保有しているってことですね。
話が逸れちゃいましたが、まだまだ世の中知らないことだらけ。浅く広くでも良いのでもっと教養を深めていきたいところです。
それじゃまた
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