休みの日に2本ぶっ続けで映画を観てしまいました。
観た映画がこちらです。
ハッピー・デス・デイ(2017年)
ハッピー・デス・デイ 2U(2019年)
パッケージの雰囲気通り、軸足はホラーないしサスペンスなのですが、怖がらせるホラーを期待するとちょっとアテが外れちゃいます。
主人公が同じ1日を繰り返す、いわゆる「ループもの」なので、SFっぽさもありつつ、犯人を捜すミステリー要素もあり、キャラクターや演出のポップさからコメディ的な要素もありと盛りだくさんな映画です。
映画タイトルでググると2つ目に「快作ホラー」という形容が出てくるのですが、この「快作」が言い得て妙。単語的には良い作品という意味なんですが、その意味を超えて「快」という字がこの映画の雰囲気を良く表してます。ベースはホラーなんですけどね。
ストーリーは、主人公の女子大生ツリーが9月18日(月)に誕生日を迎えるのですが、色々あってその日の夜、パッケージのお面を付けた何者かに殺されてしまうんです。
で、殺されたと思った瞬間、その日の朝に戻っているという。
主人公のツリーが最初は嫌なヤツなんですけど、頑張って死ぬ運命から脱しようとする姿に自然と応援したくなっちゃうんですよね。
誕生日(ハッピー・バース・デイ)なのに死んじゃうから「ハッピー・デス・デイ」なんですね。
本編観てようやく理解出来ましたよ。
最初はタラちゃん的なニュアンスかと思ってました。「ハッピーですぅ~」みたいな。
2作目の2Uは1作目よりもコメディ要素とSF要素が強いです。1作目楽しめたら2作目も楽しめます。
あと絶対バック・トゥ・ザ・フューチャー意識してるでしょ、って感じます。
バック・トゥ・ザ・フューチャーは1作目製作の段階で次回作の予定はなかったらしいですが、ハッピー・デス・デイは最初から3部作作ろうとしてたんじゃないかと思います。
2作目はなんと1作目の翌日、9月19日(火)から始まります。イカツイ続け方だな!
で、これちょっとネタバレになっちゃうのですが、なんだかんだあってなんと結局9月18日(月)(1作目の冒頭)にループします。
これ結構な絶望感です。2作品通してこの感覚味あわせる…イカレた製作陣だぜ!
最後に。
普通に考えたら精神的にやられちゃうくらい、主人公は死ぬループを繰り返しているのですが、暗い雰囲気を感じさせないポップな作りになっています。
ぜひ観てみてください。
それじゃまた