こんにちは山本です。
ニュースは相変わらずコロナ一色。僕含め、会社員のみなさんはどうお過ごしでしょうか。
リモートワークに移行している方も増えているかと思いますが、リモートワークで割りを食っているのは2020年入社の新卒のみなさんですよね。
入社したばかりで先輩のフォローがない状況では出来る仕事なんてないですもん。
自宅待機で研修という名の座学・読書をしている方も多いのではないでしょうか。
ということで、本格的に会社員生活が始める前に、新卒が読んでおきたい本をご紹介します。あ、新卒じゃなくても若手、それ以上の中堅にも読む価値ある本ですよ!
「これからの会社員の教科書」(田端信太郎著)
Twitterやる人だったらお馴染みの、元LINE、ZOZOの田端さんが書いた本です。
評価される、成果を出せるプロサラリーマンになるためのアレコレが書かれています。
もう若手とは言ってられない僕自身、読んで耳が痛い事もたくさん…。
そして、新卒向けのビジネス書として、この本も忘れてはいけません。
「入社1年目の教科書」 (岩瀬大輔著)
ライフネット生命創業者の岩瀬さんが書いた2011年発売のベストセラー。田端さんより約9年前に出されています。僕も新卒の時に読まされました。
ただ本棚から久しぶりに取り出したのですが、新品同様に綺麗で、はたして本当に読んだのか心配になりました。
調べてみたら田端さんと岩瀬さんはなんと同い年で、10年来の友人でもあるそうです。
対談記事もありました。
田端さんは岩瀬さんの本は絶対読んでるでしょうし、自分で書くにあたって相当意識してるはずです。
そうすると、どちらの本にも書いてあることは、普遍的で非常に重要である可能性が高いです。
ということで、共通で書かれている内容をピックアップしてみました。
・メールはすぐ返信する
・英語を読めるようにする(英語で情報収集する)
・仕事は根回しが大事
・司馬遼太郎「坂の上の雲」がおすすめ本
・誰でも出来る仕事(つまらない仕事・単調な仕事)でも、その仕事の意味と目的を考えて工夫する
・飲み会幹事は頑張れ
・同期とベタベタするな
・仕事をふられたら、ゴールと制約(締め切り等)を確認する
・同行したら、先輩とお客さんを徹底的に観察しろ
・アウトプットを前提に勉強・読書する
・体調管理はちゃんとしよう。自分の限界やペース配分を理解しよう
※僕が確認した範囲。抜け漏れあるかも。
結構ありますね。
これを意識するだけでサラリーマンとして頭一つ二つ抜け出せるはずです。
共通項の中で印象的だったのは、
・司馬遼太郎「坂の上の雲」がおすすめ本
という点です。
ドラマ版がU-NEXTで観られるみたいです。
明治維新から日露戦争までを描いた歴史小説で、司馬遼太郎の代表作のひとつです。
ビジネス本でおすすめの小説が被るって相当ですよね。きっと組織を上がっていく人は共感する内容なのでしょう。読んでおけばきっと、立場のある人と共通の話題に出来そうですね。
僕はもちろん、読んだことありません!(ちゃんと読みます)
もう一つ印象的だったのは、
・同行したら、先輩とお客さんを徹底的に観察しろ
という事。
内容的には至極当たり前ですが、そこで出てきたエピソードがどちらも 「打ち合せは、ほとんど雑談だった」という内容なんです。
役職が上がれば上がるほど、「人と人」という関係性が重要になってくるということなのかもしれません。
このエピソードを今になってお二人とも出してくるということは、今はお二人とも雑談で商談を進めている証拠なんじゃないでしょうか。
以上です。
言うは易し行うは難しではありますが、知っているだけで行動も変わってくるはずです。
具体的な内容についてはぜひ本を読んでみてください。
僕?僕は出来てませんが何か?
それじゃまた