こんにちは山本です。
昨年から「株式投資を本格化させるぞ!」と思っているのですが、日々売り買いするような資産も時間も投資センスもないわけで。
日々動く数字を眺めているだけ。ブログで報告することが起こらないのです。
ということで、本日は株式投資において超基礎的な指標について確認してみようと思います。
こんな当たり前の話読む必要ないよ!って方は、はてなスター押してSNSで拡散してから次の記事が更新されるまでお待ちいただけると嬉しいです。
自己資本比率
自己資本比率=自己資本÷総資本(自己資本+借りている資本)×100
の計算式で出します。
「比率」なのでパーセントで表し、0~100の間に収まります。
100に近いほうが総資本に占める借金が少ないことになるので、「経営基盤がしっかりしていて潰れにくい」ことになります。
僕含め、家計の管理くらいしか経験がないと、借金がないのが普通、あるとヤバイと考えがちですがそういうわけではないようです。(詳しくは知りません)
また自己資本比率の割合は業界によって平均が異なるので単純に高ければよい、低ければ悪いと言い切れるものでもないのが難しい。
一般的には、40%を超えていたらひとまず安心と考えられているようです。
説明だけだとピンと来ないので「日本たばこ産業(JT)」の数値はどうなのか調べてみると、「50%前後」を推移しているのでJTの財務状況は今の所問題ないということになります。
株価収益率=PER(Price Earnings Ratio)
株価÷1株当たりの純利益
の計算式で出します。
株価が高くなる程数値が大きくなり、1株当たりの純利益が高くなる程数値が小さくなります。
株価の割安性をはかる指標で、数値が小さいほうが会社の出す利益に比べて株価が安いことになり「割安でお買い得」と考えられます。
株式市場全体でPERの平均は15倍くらいみたいなので、15倍以下だと割安と言えるようです。
本日2020年1月26日現在、JTのPERは10.90倍なので割安な状態と言えます。
ちなみに現在の株価は2,347円。PERが15倍となる株価は3,239.8円です。この株価になるまでは、PER的には割安と言えるわけです。
自己資本利益率=ROE(Return On Equity)
自己資本利益率=純利益÷自己資本×100
の計算式で出します。
資金の効率性をはかる指標です。自己資本に対してどれだけの利益が生み出されたのかを示します。
自己資本100億の会社が10億の純利益を出したといことは、100億円の資本を使って10億円の純利益を出したということです。自己資本利益率は10%となります。
次に、自己資本1,000億円の会社が10億円の純利益を出した場合、自己資本利益率は1%となります。
同じ10億円の純利益を出すのに自己資本1,000億円も必要だったという事です。
つまり自己資本利益率が高い方が効率が良く、投資に値する会社と言えます。
一般的に10%を超えていたら優良企業とされているそうです。
じゃあJTはどうなんでしょうか、についてですが、JTは2018年年度決算発表では14.3%でした。
今後のタバコ産業の行く末を不安視されていますが、数字的にはまだまだJTは優良株なようです。
以上です。良い確認になったでしょうか。
それじゃまた