お笑いネタDVDの話です。
アルコ&ピース(以下アルピー)。
なんとなく観たことある。あまりゴールデン番組でみないからよく知らない。
一般的にはそんな知名度の芸人なのではないだろうか。(こんなこと書いてますが僕好きですからね)
今回は、そんなアルピーが2013年に発売した表題のDVD「博愛」について。
今振り返ってみると、2013年はアルピーの二人にとって転換期だった。
ラジオでは伝説の「アルコ&ピースのオールナイトニッポン0(ZERO)」レギュラーがスタート。
キングオブコント2013には初の決勝進出を果たす。(そして「受精」のネタを披露してプチ炎上する)
どんな転換期だったかというと、「劇場のネタ芸人」から「メディアの芸人」への転換期である。
上記のラジオ番組が始まったことで、二人はラジオスターとなる。
ここから熱狂的なファンが増えた。
その結果ラジオのレギュラーが増え、深夜の冠番組も生まれた。
番組出演だけでなく、ネタも作り、ショーレースにも出ていたが2013年のキングオブコント以降、決勝に勝ち上がることはなかった。
それを踏まえると、この「博愛」はアルコ&ピースのコント芸人としての到達点なのだ。
収録されているネタで個人的に特に好きなネタをピックアップした。
■忍者
漫才。THE MANZAI2012で披露して脚光をあび、メディアに出るきっかけとなったネタである。
漫才の中で完全にコントに入るのはアルピーの得意技である。
会場も待ってましたという雰囲気。
■OB
コント。NHKのコント番組でも披露していた。とても好きなネタ。
明確にボケとツッコミが分かれていない。そういうネタは世界観を楽しめるだけで終わることもあるのだけれど、このネタはしっかり笑い所がある。
二人のコント芸人としての演技力が光る。
■サプライズプレゼント
コント。オチでひっくりかえす、この手法もアルピーの得意技。
ちょっと頭の弱めな役を演じさせたら酒井健太の右に出る者はいない。
■タイムマシン
自分が芸人になる事を未来の自分が止める来るネタ。
このネタだけでなく、アルピーは「漫才」「コント」そして「リアルの自分達」との境界がとても曖昧なのが特徴だ。
だからこそ知れば知るほどネタもトークも面白くなる。
最後に。YouTubeで観られるネタ動画を貼っておく。
それじゃまた