2019年5月9日、アメトーーク! で「夢見るチェリー芸人」が放送されました!
内容はタイトル通り、未だチェリーな芸人さん達が集まってトークするもの。
僕も夢見るチェリー芸人の一人としてガッツリ視聴しました。
さすがの面白さ!特に宮下草薙の草薙さんが無双状態。何言っても面白くなります。
面白かった。面白かったんですけど、タイトルのエッジ程は爆発的な回にならなかったなという印象を持ちました。
なんでかなーと思い返して1個気付きました。
それは、
出演者同士が共感して盛り上がりすぎてMCを置いていく、というシーンがほとんどなかった。
ということ。
アメトーーク!はもちろんテーマトークモノの名物ですし、鉄板面白ゾーンだと思います。
コンボのように共感しあって笑いが増幅されていくシーンはよく観ますね。
過去にやっていた「女の子大好き芸人」の時なんか、出演者で収拾つかないくらい共感しあっていました。
それが今回はあまりなかった気がするんです。
たとえば、番組内であげられていた「あるある」をピックアップしてみます。
相手へのハードルが上がる
カミングアウトのタイミングが難しい
全員が美人に見える
背伸びしちゃう
下心ない風を装う
周りから卒業を急かされる
浮気・不倫ニュースにざまあみろって思う
下着売り場では息を止める
逆にカッコつけてしまう
大きさへのコンプレックス
番組内で出演者同士で共感しあっている姿はそこまでなかった記憶です。
同じチェリーの僕としても共感度はまちまち、といった感じです。
ある名言が思い浮かびました。
「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである。」
ロシアの文豪、レフ・ニコラエヴィチ・トルストイの小説「アンナ・カレーニナ」の冒頭にある言葉なようです。
これを言い換えると、
「脱チェリーはどれも似たようなものだが、チェリーはいずれもそれぞれにチェリーなものである」となります。
つまり、チェリーがチェリーである理由はひとそれぞれであり、画一的な共通点があるわけではないということです。
そのため、チェリー同士でも共感が生まれにくく、大きな爆発がなかったのではなかと考えられます。
チェリーを卒業したいと思っている割合も8人中4人と二分されてしまっていました。そんな中では大きな共感は生まれにくいですよね。
といことで何が言いたいかというと「チェリー問題は根深い」ということです。
notチェリーとしては「自分はこうしてnotチェリーになった」「こうすれば良いのに」など思う所はあると思うのですが、それはその人だからこそ解決策になったり、その「こうすれば良い」ことが出来ない理由が人それぞれだったりするんですよね。
以上、結論が「根深い」という解決策チェリーな記事でした。
それじゃまた
↑アメトーーク!屈指の名作、嫁大好き芸人が収録されています。夢見るチェリーの正反対の存在。
↑女の子大好き芸人が収録。
↑脱チェリーに向けて。