久しぶりの更新です。
連休前の仕事のバタバタと連休中の旅行でタイミングが取れませんでした。
で、旅行後はほぼそのまま実家に帰省して今に至ります。
実家に帰って父親と二人きりになる機会がありまして、さっそく実家奥義「良い人いるのか」質問を受けました。
ノータイムで「いないよ」って言ってやりました。
事実ですからね!胸を張って堂々と言えました!!
はい。涙は一人きりになってから流します。
父親はちょっと寂しそうでした。
しかしなんと父親は「良い人いるのか」に続く、さらなる奥義を繰り出してきたのです!
その名も奥義!
「こっちに戻ってくる気はないか」
あ、ああ~。(こうかはばつぐんだ!)
僕は30歳、両親は共に60代ですから、そろそろ将来のことも考えないといけませんよね。
ただ現段階で僕の中にUターンするという選択肢はありません。
だって、幸せになる可能性が都内にいるよりも低いんだもん!
これはあくまで僕の予想です。
以前「幸福の「資本」論」という本を読んだことがあります。
幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」
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ざっくり説明します。
人生を幸せにする要素として、
「金融資産(資本)」・・・お金(親の財産、宝くじで1等当たった、不動産等)
「人的資本」・・・自ら稼ぐ力(会社に正社員として属して一定の収入がある、またはそういった職に就ける学歴やニーズの高い資格を持っている等)
「社会資本」・・・友人仲間といった助け合えたり遊んだりできる人の繋がり等
の3つがあり、そのどれを持っているかで幸福の形が変化する。
どれか1つでも持っていればまあなんとかやっていけます。
逆に上記の内1つも持っていないと幸福でいるのは難しい、という内容です。
それぞれの資本について、実家に戻った場合について考えてみます。
■金融資産(資本)
これは都内一人暮らしよりもプラスになりそうです。
実家は持ち家なので家賃がかかりません。生活コストを大きく下げられるのは大きい。
ただすでに築20年くらいにはなっています。あと立地が良くないので車は必須です。
■「人的資本」
とにかく仕事はあるのか?という疑問。
僕の地元は大阪や福岡名古屋といった地方都市ではなくザ・地方です。
つぶしが効く資格は持っていませんし、正直地元の会社情報・就職情報について全く情報がないのでわかりません。
ただ仕事の幅やお給料的なことでいうと東京からわざわざ転職する旨味はなさそうだなーというのが肌感覚としてあります。
■「社会資本」
これがネガティブ要素として一番大きい。友達、いない。社会資本皆無。
ここは田舎のメリットと呼べる部分で、ずっと地元に残っている人はこの資本で幸せに暮らしている方が多いんじゃないでしょうか。
残念ながら僕にはこの資本がありません。地元の同級生の結婚式とか呼ばれたことないです。
あとご近所付き合い的なことも厳しい。ここから馴染めるイメージがわかない。
というわけで、僕の中で「Uターンして実家に戻る」のは上記の考え方でいう「資本ゼロで暮らす」選択をとる事になるんです。
もちろん両親が居るというのは実家に戻るとても大きい理由ではあります。
ただ現状、それ以外に実家に戻る理由がありません。
順当にいけば、両親は僕よりも先にこの世を去るわけで、そうすると実家に戻った理由はなくなり、残るのは僕一人。
こんな未来をイメージしちゃうんですよね。
これについてはいつか本気で向き合わなくちゃいけない時が来るんだろうなと思います。
その時に向けて、実家に戻って楽しくくらせるイメージを持てるように考えておく必要がありそうです。
(でもやっぱりUターンは考えられないんだよなぁ)
それじゃまた
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