ファッションブランドに関しては地方の中高生よりも疎い山本です。
中高と制服だったのに大学入って急に服装を気にしなきゃいけなくなって困った人、多いんじゃないでしょうか。
僕もどんな服を買えばよいのかわからず困りました。
いや現在形でも結構困っています。
「1色のシャツと3色のシャツだったら、3色の方が色が多いからお得」理論を持っていたため、買う服に偏りがありました。
あと「落ち着いた色より派手な色の方がお得」理論も持っていました。
2つの理論を掛け合わせた結果購入した虹みたいな彩りのボーダー長袖Tシャツはさんざん馬鹿にされました。
あとチャックが虹みたいなグラデーションになっている蛍光グリーン色のパーカーも馬鹿にされてました。
ヘビロテしてました。
ってか虹好きだな!
これは目立ちたくない気持ちが強かった思春期の反動もあったのかもしれません。
そんな僕がクレイジー理論を捨て、前に進むきっかけになったひとつがこの本。
発売が昨年2018年ということで、前に進む時期が遅すぎたことがばれてしまいましたが、ちょっとこの本のことを説明させてもらいます。
この本は「オシャレになれば人生変わる」がテーマのファッション指南兼自己啓発本です。
前半でコーディネートの考え方についてのレクチャーがあり、後半は服装を変えるだけで人生はどんどんうまくいくようになるとうい趣旨の内容になっています。
服装を改善したい、という方は前半を読むだけでも十分かと思います。
「オシャレには方程式がある」ということをこの本では口酸っぱく語られています。
その方程式を抑えれば高いブランド服を買わなくても、例えばユニクロやGUで全身コーディネートしたとしてもオシャレになる、というわけです。
そのいくつかの重要な方程式をこの本では教えてくれるわけです。
服屋さんでマネキン買いすればオシャレな格好は出来ます。
でもそれは問題集の答えを丸暗記するようなものです。
マネキン買いした服を方程式を知らないまま、別々に使ってしまうと「コレジャナイ感」が出てしまいます。
丸暗記では、問題の内容がちょっと変わってしまうと答えられません。
でも方程式を覚えてしまえば、知らない問題が出てきたとしても方程式を使って解を導くことが出来るのです。
まずこの本を読んでオシャレな着こなしの方程式を覚える。
そしてその方程式に沿ってまず服を一通りそろえる。
そしてそれ以降は自分が持っている服も組み合わせながら、他のコーディネートも挑戦してみる。
鏡で全身をチェックして、方程式に当てはめられているかどうか確認する。
これを続けていけば、最低限のセンスは身に付けられるんじゃないかと感じました。
大学生の頃にこの本と出会っていたら虹みたいなTシャツなんか買わなかった!
いや、買ったとしてももう少し上手に着こなせていた!
ある程度服装に気を使ってきた方であれば、何をいまさらみたいな内容だと思います。
でも、自分の服装に少なからず不安がある方は読んでみる価値があるはずです。
それじゃまた
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