ルームメイト山本の日々

みなさんのルームメイト、山本が日々を綴るブログ。お笑い好きのアラサー。 仕事は人材系。エンタメ、資産運用、キャリアに興味強め。結婚は半ば諦め、独り身の老後を豊かに過ごすために日々精進。

不動産会社の資産運用セミナーに参加したら悲しい結末が待っていた話

こんにちは、山本です。

今回は好奇心から資産運用セミナーに参加してみたお話です。

 

起:セミナーの予約 

いつも通りネットサーフィン(死語)をしていたある日、こんな広告を見つけました。

 

「年収〇〇〇万円以上の方限定!無料資産運用セミナー!」

 

資産運用の本は何冊か読んでいましたが、企業主催のセミナーは経験がありません。

無料だし、申込みでみっか!と「いっちょやってみっか」の悟空みたいなノリで申し込みフォームに進みました。

 

氏名、年齢、年収、連絡先などを打ち込んでいきます。自分の意志で申し込んでいるとはいえ、よく知らない企業に対して個人情報を入力するのは、ちょっと抵抗がありますね。

 

入力を終え、あとは当日を待つだけ!

となったのですが、セミナーの数日前に主催者側からメールが届きました。

 

「定員を超えるお申込みを頂いたため、抽選の結果、受講のご希望に添いかねることになりました」

 

ワッツ!?突然の抽選漏れ連絡。つれー、つれーわー。

でも実は、何となく予想はついていたんです。

 

だって、僕の年収が〇〇〇万円以下だから。

 

何の文句も言えません。向こうも人件費かけてますから。

最初から年収〇〇〇万円限定て謳っているいるんだもの。責めるべきは自分の年収です。本当に抽選なのかな?なんて野暮なことは言いません。(言ってる)

 

そうして、初めての資産運用セミナーは、抽選漏れという形で幕を閉じたのでした。

 

承:突然の電話 

セミナーに落ちたことも忘れていたある平日の昼間。突如謎の番号から電話がかかってきました。

 

電「以前セミナーに申し込んでいただいたと思うんですがー」

 

なんとセミナーを主催している企業からでした。電話口から、たどたどしさの残る若い男性の声が聞こえてきます。

 

僕「そうなんですよ。でも定員漏れで参加できなかったんですよね」

電「申し訳ありませんでした。実はセミナーの枠が増えまして、山本様も参加できるようになりました」

 

なんと!諦めていたセミナー参加に一筋の光が!

きっと新人が研修を終えて営業し出したから、年収〇〇〇万円以下でセミナーをお断りしていた人に声をかけ始めたんでしょ?なんて野暮な事は言いません。(言ってる)

 

なんだかんだ色々ヒアリングされて、参加日程を決めました。

電話を切って通話時間を見るとなんと15分話してました。仕事中やぞ!

 

転:セミナー当日 

セミナー当日。初対面です。やはり若い男性でした。もう肌とかピッチピチ。羨ましい。

 

まず簡単に現在の資産状況など、電話でも伝えたような事を担当者に話して、講師の方のセミナーを聞きました。内容としては、「資産運用ってどうするの?どんな方法があるの?」みたいなものだったと思います。

仕事終わりで眠くてちゃんと聞いてなかったのは本当にごめんなさい。

 

セミナーの後は担当者とのより踏み込んだ内容の面談でした。

より具体的にどんな投資に興味があるのか、どれくらいの資金を使えそうか、今後のプランや目標はあるか、など。源泉徴収票を確認して年収を伝えたり、他にも会社名など、かなり細かいことも話したと思います。

不動産投資に興味があると伝えたので、銀行融資が出るかどうか確認する情報が欲しかったのでしょうね。

 

会社としても投資用不動産を買ってもらうことがゴールなので、不動産については詳しく話してきます。

 

担「不動産は節税効果もありますし、保険代わりにもなるんですよー」

出た!よく聞くヤツ!残念ながら僕には効きません。投資は投資、保険は保険と分けて考えるべきとすでに学んでいるからです。

それに、節税効果と言っても節税出来る=不動産が赤字になるということですからね。そこをメリットに感じてはいけません。

 

担「資金的にはどれくらい余裕がありますか?家賃収入と借り入れ返済の差額分、月2~3万円くらいなら大丈夫ですか?」

これちょっと最初意味わからなかったのですが、入ってくる家賃よりも銀行への返済額の方が多い前提なんですね。

バカな!毎月のキャッシュフローが赤字になるなんて…!

 

担当者が言うには、「たった2~3万円の支出で不動産が手に入るなんて凄く良くない?」「完済したら家賃が全て収入になる」そうですが、完済まで何十年かかるねんな!

お金を払ってリスクを買う話にしか聞こえませんが、毎月赤字っておかしくない?という質問に、明確な回答はしてもらえませんでした。

 

担「次の面談で具体的な案件をお伝えしたいのですがいつが良いですか?」

なんともう次の面談の話。展開が早い。1回目のアポ中に次の予定を決めるなんて…僕がマッチングアプリで一回も出来なかったヤツじゃないですか…。

 

で、次の面談日を決めて初回は終わりました。

結局、不動産投資で毎月の収支赤字になる問題は何も解決してないのですが、後日それは、もうどうでも良い事になるのです…。

 

結:最後のLINE

来週は個別面談かー。なんか本格的になってきなたー。とセミナーの余韻に浸っていたセミナー翌日、これまた昼間に担当者から一本のLINEが。

 

長かったので要点をまとめると、以下の内容でした。

「山本様の条件では銀行融資や投資物件の案内が出来ない」

「だから個別面談はキャンセルでお願いします」 

 

ワッツ!?

ユーから面談予約させておいてあなたからキャンセルするの!?

ワイジャパニーズ不動産ピーポー!ですよ。あまりの驚きに、山本の中にいる厚切りジェイソンが出てきました。

いたんですね。僕の中にも厚切りジェイソンが。

 

しかし悲しい…。断られるってこんな悲しい気持ちになるんですね。

相手に対してどうこう感情があるわけではないです。断られてしまう自分の年収が悲しかったです。

 

 

お話は以上です。

最後に。「不動産投資は保険代わりにもなりますよ」の営業トークに一言。

 

じゃあ不動産じゃなくて保険入ればいいじゃん!

なんて野暮なことは言いません。(言ってる) 

 

それじゃまた

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